2009年12月2日水曜日

患者さんが語る先生2

話の続き


昼食の頃、

早く食べ終わり、病棟の廊下を歩いていると

病室で男が 食事中の患者さんの魚をほぐして骨を取っている。

院長だったそうな。




退院して在宅へ戻った時、

冷蔵庫の賞味期限を確認している男がいる。

院長だったそうな。




この方、在宅で診てもらい15年以上の付き合いだそうな。


微笑みながら話をしてくれた。




 
そして帰り道、男が座っていた。
 
パンクか。

院長らしい。







つづく 牧丘 オーハラ

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