2010年7月7日水曜日

牧丘病院見学の感想文



現在病棟は七夕ムードになっています☆
はやく元気になりますように
畑仕事が出来るようになりますように
患者さんやご家族、スタッフの願い事が書かれた短冊が飾られています。

さて、ジャパンハートの看護研修を受け入れてもらっている牧丘病院
今回、これから研修に参加するメンバーが見学に来ました。
彼女から感想文をもらいましたので、ここで紹介をさせて頂きます。

今回、牧丘病院で2泊3日・僻地・離島研修をさせていただき、学んだことは、「良い看護を提供するには、看護師が患者1人1人と向き合う事が重要」という事でした。
また、自分が「井の中蛙」という事も痛感しました。
 私は、都心部へ行けば、より質の高い医療や看護を患者さんが受けることができると考えていました。
 しかし、牧丘病院で研修をさせていただき、その考えは無くなりました。
毎週、実施されている医師・看護師、コメディカルを含めたカンファレンスや歯科衛生士さんの行う口腔ケア、訪問看護、院長先生の往診など見学しましたが、どの場面でも牧丘病院のみなさんは、患者さんに対して、誠実に接していました。
そして、患者さんと先生・看護師やスタッフとの心の距離が近く、患者さんとスタッフがお互い信頼しながら、家族のように接していたのが印象的でした。
私は、今まで、良い看護を患者さんに提供しようと、焦って、むきになって、仕事をしていたように思えました。
今まで、それは、患者さんにとって良い事だと信じていました。牧丘病院での研修が終わった後、それは、自己満足に過ぎないのかもしれないと感じ、何か、特別な看護を考え出さなくても、患者さんと向き合うことができれば、自然と良い看護できるのではないか、と思いました。
これから、2年間の長期看護研修に入りますが、今回の研修で感じたこと・学ばせていただいたことを忘れずに、患者さんやこれから出会う人、そして、自分自身と向き合えるようにしていきたいです。