2009年10月11日日曜日

ピアノコンサート



葡萄色の素敵なドレスで颯爽と登場されました。

牧丘病院が一瞬にしてコンサートホールへ変身。

荒城の月

紅葉

タンゴ

ワルツ

ジュピター 等


一曲一曲が、ホールの雰囲気を変えてくれました。

コンサート終了後、

直前まで行きませんと言っていたHさん。ベッドで「紅葉」を口ずさんでいました。

樋口一葉ファンで女性史を語る痴呆のKさん。ベッドで歌詞付きプログラムを何度も何度も読み返しています。

寝たきりで、ほとんど話さず、食事介助が必要なOさん。ピアノに合わせて左手でリズムをとっていたそうな。

そのほか、興奮した数名の患者さん。

床ににつかず、「帰ります」 やら ベッドから降りようとされる。

音楽が奏でるチカラ

目の当たりにしました。

皆さん、大成功ですね。

夜はどうか 皆ゆっくり休んでほしいものです。


普段聴けないプロの本物のコンサート、そして 本物の生の音で心動かされた患者さんたち

感動の一日です。



次回 牧丘ピアノコンサート 再び心動かしに来て下さるそうですね。

心待ちにしています。

ありがとうございます。

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