2010年3月31日水曜日

お花見会



牧丘病院にて患者さんのお花見会を開催しました。

周辺の地域では、お花見までもう少しの所。

まだまだ蕾の所もありますが、病院の前の桜は満開☆

当初は、桜の木の下でお花見会をしよう!という予定でしたが、ここ数日の再びの冷え込みもあり室内での開催となりました。


手作りのお花見会

お茶とお菓子を食べながら

若手職員の踊り

ベテラン職員の歌と踊り(←本当に素晴らしかった!!)を見たり
みんなで歌を歌ったり・・・

患者さんから「素晴らしかった!!」とコメントを頂きました(^^)


その後も病室でみんなで歌った曲の歌詞カードを見直している人

面会にいらしたご家族にお花見会の様子を話している人

そんな姿をみると改めて、入院生活の中でのイベントの意味を教えられます。


長期入院の患者さんも多い牧丘病院

入院や治療によるストレスの緩和なども大きな課題

どのように対応していくかは只今検討中です。


さて、看護部の美人な主任さんが異動になってしまいました(涙)

この場を借りてお礼を。

私を含め、歴代海越え研修生が本当にお世話になりましたm(_ _)m

そして、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。


すま

2010年3月26日金曜日

患者さんから教わる事



この写真わかるでしょうか?

実は、患者さんがビーズで作成したものなんです!!

最初は、リハビリにと始めたビーズでのアクセサリー作り。

今ではこんな素敵なチョーカーを作成するまでに上達しました。

実はこのチョーカー

4月に結婚式を挙げる方が、実際に式で身につけるものなんです。

そんなお話を伺うだけで、幸せな気分になってしまう私。


誰かの、幸せな場面に関われるって嬉しいことですね(^^)


そんな患者さんから、私もすこしですがビーズ作りを教わっています。

大雑把な私。

少しでも、そんな性格を直せるかな?

そんな思いも持ちながら、ビーズ作りを始めました。


でも、教わっているのはビーズだけではない気がします。

ふとした話から、病気を抱えながら生活をしていく想いを伺ったり。

また、改めて看護師として患者さんに関わるという事を考える機会を頂いたりしています。


人と人が関わるという事。

育った環境も、相手によっては時代も、考え方も置かれている状況も人それぞれ。

そんな人と人とが関わりあうのだから、簡単なはずはないのかも知れません。

難しい事もいっぱいあるけれど、だからこそ人と関わるのは自分を成長させてくれる機会なのかもしれませんね。


すま

2010年3月16日火曜日

十五の君たちへ

中学3年生を対象に、講演をさせていただきました。

実は、私にとって初めての講演!!

お話を頂いた時から、ドキドキでした。



イマドキの中学生って!?

自分が中学3年生の時ってどんなだったっけ?
思えば私の15歳・・・。

まだ看護師になるなんて決めておらずましてや海外なんて・・・。

そうこれからの高校生活への不安と期待で、そこから先なんて考えられなかったような気がします。


そして、いざ本番。実際会った中学生達は、とても元気でした☆

最初、機械のトラブルがあったものの、そこは中学校の先生がちゃんと対応して下さり、なんとかスタート。

私の話もちゃんと聞いてくれ、リアクションもありひと安心♪
とはいえ、終わってみると反省点が一杯です。

緊張して、話すスピードが速くなってしまい聞きずらかったのではないか・・・

もっとこう話せば分かりやすかったかな・・・

これも話せば良かったな・・・など、数え上げればきりがありません(涙)


ちょっとでも、看護師という仕事について、海外や離島僻地での医療活動の事が伝わっていたら良いなと思っています。



そして、この講演の準備にあたり沢山の方にご協力頂きました。

病院のそして病院で働くスタッフの姿を知ってもらいたくて、沢山の写真をとらせてもらいました。

忙しい業務の合間にモデルになって下さった、スタッフのみなさん、そして患者さん方ありがとうございました。

みなさんの雄姿は、中学生の目にきっとまぶしく映ったはずです。




すま

2010年3月14日日曜日

音楽のチカラ

遅くなりましたが、ご報告。



牧丘病院で「心のやすらぎコンサート」と題したピアノコンサートが開かれました♪

これは、山梨出身のピアニストの方が病院、高齢者福祉施設、幼稚園など様々な会場で「音楽のプレゼント」として、活動されているものです。
牧丘病院にもすでに何回も来て演奏して下さっています。

素敵なドレス姿で登場し
日本の古典音楽から、患者さん達には昔懐かしい日本の童謡や歌謡曲、クラシックからタンゴまで幅広く演奏して頂きました。

曲に合わせてリズムをとる人、知っている曲を口ずさむ人
スタッフもちょっと懐かしい曲にうるっとしたりみんなで楽しい時間を過ごしました
前回のコンサートに参加したAさん

それまでは元気もなく、食事も全然食べませんでした。それがコンサートに楽しく参加してから一変!!

良く食べ、良く喋り、その結果先日笑顔で退院されていきました。

音楽のチカラってすごいですね。



次回は4月上旬を予定しています。

入院されている患者さまだけでなく、みなさんご参加いただけますので興味のある方はいらして下さい。

場合によっては日程が変更となる場合があります。

事前に詳しい日程、場所をお知らせしますので、お楽しみに☆


すま

2010年3月13日土曜日

ハイチ大地震 支援活動報告会

こんにちは☆

皆様もご存知かと思いますが、1月12日にハイチで大地震が発生しました。
それに伴い、牧丘病院医師の小澤は山梨厚生会のご理解のもと、日本赤十字社の医療チームの一員として、1月24日から現地へ派遣され、2月28日に無事帰国いたしました。

現地での医療活動を通して、見たこと・感じたことなどを報告したいと考えております。
皆様、ぜひお越しください。

日時:平成22年3月17日(水)
    18:00~

場所:山梨厚生病院
    5階 多目的ホール

2010年3月12日金曜日

小澤医師ハイチ大地震支援活動帰国報告会

大雪の後、晴れの日が続き雪もだいぶ溶けましたね。
皆様体調など崩されていませんか?

さて、昨日3月11日当院医師であり、ハイチ友の会代表でもある小澤医師のハイチ大地震支援活動の帰国報告会がありました。
私も牧丘病院のスタッフと一緒に参加してきました。
報告会に参加した私の感想です。

きっとこれからの支援が重要になってくるだろうと思ってはいたのですが、今回話を聞いて改めてその事を感じました。
震災直後は、連日のようにハイチという文字がマスコミから聞かれていましたが、今ではすっかり聞かれなくなりました。
ハイチはこれから、雨期になります。
震災後の雨期、衛生環境が整わずに感染症の流行が起こりはしないだろうか?
雨期、その後の暑い季節を、震災で家を失った人たちはどのように過ごすのだろう・・・
震災で親を失った孤児達は・・・

せめて今回の震災にあった子どもたちが、成人するまでサポート出来ないだろうか?

私に何が出来るだろうか?

そんな事を考えています。

すま

2010年3月9日火曜日

はじめまして

2月より牧丘病院でお世話になっておりますジャパンハート海を越える看護団研修生4代目のすまです

すでにお世話になっている方も多いですが、このブログではじめましての方もいるかと思いますので、簡単に自己紹介。



出身:長野県

趣味:学生時代は津軽三味線部に所属 着物を着て、民謡を歌い踊るという日々を送っていました。

昨年の僻地研修では沖縄の久米島でお世話になり、これまた三線を弾いていました.
そういえば、山梨の民謡って聞いた事がないのですが、今後教えて下さい。



牧丘病院の印象:スタッフが楽しそうに働いていますよね。

勝手に看護師が楽しく働ける病院は患者さまにとっても良い病院だと思っています。
私なりにもっと皆が楽しく働けるように出来ればなぁ、と思っていますのでよろしくお願いします。



ここで勉強したい事
地域医療・在宅医療について
チームワーク・患者さまとの関わり方(ミャンマーから持って帰ってきた宿題です)
創傷管理について



色々お世話になる事が多いかと思いますが、よろしくお願いします。



すま

小澤にチカラを!ハイチに希望を!

こんにちは☆
久しぶりの生茶Pandaです(ノ∀`;)
最近、病院では花粉症の方が増えてきましたが…皆様いかがお過ごしでしょうか(⌒ω⌒*)

今日は、この場をお借りして皆様にお伝えしたい事があります。

新聞やテレビなどを見てご存知の方もいると思いますが…
2010年1月12日、ハイチ共和国でマグニチュード7.0の大地震が発生しました。

まず…ハイチ共和国とは…
アメリカ合衆国の下に位置し、人口約710万人、国民の80%が電気を使えない状況であり、平均寿命が男性51歳・女性52歳という、西半球最貧の国です。

そして当院の小澤幸子医師は、ハイチ共和国を支援し、さまざまな活動を行っている≪ハイチ友の会≫の代表であり、今回のハイチ大地震に伴い、日本赤十字社の救援チームの一員として、1月24日から2月28日まで現地で救援活動を行っていました。

当院でも、少しでもハイチのチカラに、小澤先生のチカラになれればと…
会計窓口で募金活動を始めました。

地震発生後から今まで、たくさんの方から募金をしていただきました。
ありがとうございました。
皆様から募金していただいたお金はハイチ友の会に寄付し、ハイチの復興支援に当てていただきたく思っています。




藤島建設・大真建設・大国小ミニバスケットボール少年団・MTコーポレーション・中村建設
上記団体より ¥33,004

フクダ電子・フクダライフテック・無尽会C3会・無尽会1974・早野組・フカサワ温泉
上記団体より ¥28,713

笛吹荘より ¥9,571

ハートフル塩山より ¥20,102

塩山市民病院より ¥18,671

その他 ¥182,875


合計 ¥292,936

H22.3.23


たくさんの方々が募金活動にご協力してくださいました。
本当にありがとうございました。

また、募金の両替にご協力いただいました
山梨県民信用組合 牧丘支店及びご担当者様にはこの場をかりて
お礼を申し上げたいと思います。

今後とも継続的な支援ができますよう募金を含め、改めて宜しくお願い申し上げます。

2010年2月14日日曜日

お世話になりました。その1

6か月。お世話になりました。

実践が、いまひとつの私は、自分の評価にバッテンをつけていました。

できない私は、駄目である。

自信がないので、いつも スミマセン スミマセンという看護師でした。


けれど、看護研究や勉強会など発表をする場所を通して、

伝える 表現することに情熱があるもう一人の看護師の私に対して、

能力を育てる環境を作って下さいました。


実践がいま一つでも、看護師として役立つ場所があると。

それなら、実践に向いている看護師さんと私とで、いろんなものを作っていこう。

全部 私が 一人で しなければならないと思っていました。

けれど、いまは 少し違います。

以前よりも、広い枠組みで、私の役割を考える様になりました。

そして自信を取り戻し、

どのようなポジションで能力が発揮できるのか

自分だけではなく、

ほかの看護師さんについてもです。

適材適所で 一番 魅力が発揮できるシチェーションを考えるようになりました。

また世界中に多く存在するボランティア団体の中の、

JAPANHEART看護団の魅力とは。

バランスとは。


牧丘病院で、教わった事 

その人の魅力が最大限に発揮できる環境を提供すること。

さすが、調整能力と物語が上手な病院です。

その人の魅力を見つけ、人と人を繋ぎ、継続する。

そして、素晴らしい物語ができあがってくる。

素敵な病院です。

今後とも宜しくお願いします。


次は、僻地・離島チームから、カンボジアチームに参入。

牧丘の姉さんたち。カンボジア 行って参ります!。

牧丘 大原千佐子

2010年1月6日水曜日

お正月ぽい話し 3

あるとき 百人の人間が溺れていました。

その時、一人づつしか救えない状況だったとしたら、

あなたは 誰から 救いますか。

 金持ちからでしょうか。
 
 善人からでしょうか。

 年寄りからでしょうか。

 病人からでしょうか。

 
ここで、私が医療者のチームにいれば、トリアージです。

最善の救命効果を得るために、多数の傷病者を重症度と緊急性によって分別し、治療の優先度を決定する。


商売人だったら、多額に融資してくれる人から 助けるかな。


でも、坊主だったら 上記の行動は、葛藤を生む。

なぜなら、子供のころから 命に優先順位はないと刷り込まれてきました。

そうすると、

すぐそばにいる人から順に救っていくと思います。

悪人でも、貧乏人でも、若者でも、信仰心があろうと なかろうと。

 
 

看護師として、とても充実して楽しく 毎日が新しい発見でいっぱいです。
 

ただ


自分に向いているか どうかと 問うてみると。


坊主の私が、看護師の私に 問答を 挑んでくるのだ。


 
 コンチクショー。
 

牧丘 オーハラ 坊主と看護師が問答中。